感動するほど澄み渡る音色♪音のきれいなおすすめの風鈴厳選7選!

日本中、世界中には100種類を超える風鈴があり、素材の種類もお馴染みのガラスや金属のほか、竹や陶器を使ったものなど、様々なものがあります。ここでは、そんなたくさんの風鈴の中から、特に感動するほど音のきれいな、有名どころの風鈴を厳選してご紹介したいと思います。


1.ウッドストック社のウィンドチャイム



まずおすすめしたいのが、アメリカの風鈴であるウィンドチャイム。特にウッドストック社のウィンドチャイムは、世界最高峰の音色と呼ばれているそうです。私が偶然この音を生で聴いたのは、伊豆のオルゴール館というところでだったのですが、その天にも響き渡るような音色に心を奪われました。

人の耳で本来聴こえないはずの高周波が豊富に含まれることで、実は人の脳はその音を感じていて、癒しの効果が得られるそうです。生で聴くとその意味は一発でわかると思います。

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2.明珍火箸風鈴(みょうちんひばちふうりん)



兵庫県姫路の伝統工芸品で、現在はその澄んだ音色を紡ぎだす風鈴としての用途が全国的に有名。SONYのマイクの音質検査にも使われているとか。私が明珍火箸風鈴を知ったのは、セイコーの最高級時計ブランドである「クレドール」で、技術の粋を結集した最高額の時計「ノード スプリングドライブ ミニッツリピーター」のゴング(鐘)に、鍛冶師で明珍家第52代目当主、明珍宗理(みょうちんむねみち)氏の作りこんだ鉄材を使用していたことがきっかけです。ちょっとそちらも聴いてみましょうか。


ということで、その澄んだ音色を聴けば、明珍火箸風鈴に使われている鉄が、なぜ最高級時計に採用されたのかもわかりますね。

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3.江戸風鈴



風鈴の中では一番有名かもしれない江戸風鈴。江戸時代から伝わる手作りのガラスの風鈴を、ガラス風鈴職人の篠原儀冶(しのはらよしはる)氏が昭和40年ごろに「江戸風鈴」と名づけたことで、その名が広まりました。

江戸風鈴を作っているのは、江戸風鈴の名付け親である篠原儀冶氏とその長男の篠原裕氏が運営する篠原風鈴本舗と、そこから独立した次男の篠原正義氏が運営する篠原まるよし風鈴の2軒のみ。ガラスの風鈴ならではの、涼しげな音が魅力です。

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4.南部風鈴



南部風鈴は岩手県盛岡の伝統工芸品。
南部風鈴とは、900年以上の歴史を持つ岩手県の代表的な特産品である南部鉄器を使って作られた風鈴です。
盛岡市と水沢市(現 奥州市)の2つの地域で作られています。

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5.能作の真鍮風鈴



富山県高山で、その品質と芸術性の高さが人気の能作の風鈴。元々仏具メーカーとして始まっているところもあっての、真鍮で出来ている風鈴の音は、スーン、スーンと澄み渡るような音色ですね。

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6.小田原風鈴



黒澤映画「赤ひげ」でも使用された風鈴。砂張(さはり)という銅・スズ・鉛の合金で出来た風鈴は、独特の音色を奏でます。

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7.バリ島のバンブーチャイム(竹風鈴)



ガラスや金属の風鈴とはちょっと指向の異なる、竹のちょっと鈍い音が魅力的なバリ島の竹風鈴。ちなみに私はバリの竹でできた琴、リンディックの演奏も好きです。癒やされますね。


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おわりに

以上、特に音色の美しい7つの風鈴をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。

それぞれの風鈴の魅力が少しでも伝わるように、動画付きでご紹介をさせていただきましたが、生の音を聴くと、ここで聴いた音の何倍も良さを感じていただけると思います。

その理由は、ウッドストック者のウィンドチャイムの項目でも少しお話した、デジタルな録音ではカットされてしまう、高音域の響きにあります。

人の耳は2万ヘルツ以上の音は聞き取れない、という説の元、デジタルな録音では高音域の音をカットしているのですが、実際に聴くと、それは実は感じ取れているものなんだ、ということに気が付かれるかと思います。

そして、それが、実際に聴いたときの、風鈴の癒やしの音色に繋がるのです。

この記事がきっかけになって、好みの風鈴探しにお役立ていただければ幸いです。